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2014年4月25日 (金)

「何者」(本)

昨年、第148回直木賞を受賞した朝井リョウの「何者」を読みました。

http://www.shinchosha.co.jp/book/333061/

感想は、とても難しいんですが・・・「好きか?」と問われれば、好きではないです。

好きになれないのは、以前に読んだ「桐島、部活やめるってよ」のときに感じた「上から目線」と言いますか、「神様目線」と言いますか。そうした視点のせいのような気がします。まあ、極めて私の個人的な趣味の問題ですが。

でも、好きではないけど、嫌じゃないです。どちらかと言えば「いい」と思います。矛盾しているようですが、それが朝井リョウさんの朝井リョウさんたるところでしょう。

これからお読みになるかたのために、今回も、ストーリーには触れません。

正直、最初の三分の一くらい読んだところで、「この作品は自分には合わないなあ」と感じて、読むのをやめようかと思いました。でも最後まで読み続けたのは、関心が失せなかったから。

書き方としては、かなり「ずるい」です。こうした手法は、きっとミステリーとかホラーとかだったらO.Kなんでしょうが、青春小説風の本作のようなストーリーで使用されると、ちょっと困惑します。

それともこれって、新しいミステリー(でなければホラー)小説なんでしょうか?

それでも、ラストのラストの最終章は、共感できる仕組みになっていて、これもずるいなあ、なんて感じました。

ちなみに、ストーリーとは関係のない話ですが、私自身はツイッターとかフェイスブックとか苦手で、今の「時代」を垣間見た気もします。そういう意味では、お得感のある小説です。

https://twitter.com/asai__ryo

それにしても、しつこいようですが、朝井リョウさんの独特の「神」的視線は、才能と言いますか個性と言いますか、彼の持つ武器なんでしょうね。

朝井リョウさんが、この武器をいったん棚上げして、素手で戦ってくれたら、どんな作品ができるんだろう? って想像してしまいました。

機会があれば、別の作品も読んでみようと思います。

・・・・・・・・・・・・

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